Claude Code コマンドを毎回調べ直してしまう人向けに、実務で使う操作をカテゴリ別にまとめました。この記事は「まず何を打てばいいか」を迷わないための保存版チートシートです。導入直後の人は、先にClaude Codeのインストール方法もあわせて確認してください。※本記事は2026年2月時点で確認できる情報をもとに整理しています。
Claude Code コマンドの全体像を先に押さえる
Claude Code コマンドは、大きく次の4カテゴリで覚えると運用しやすくなります。
- 基本操作: セッション開始・ヘルプ確認・状態確認
- 開発ワークフロー: レビュー、コミット、PR関連の支援
- セッション管理: 会話を整理してコンテキストを保つ操作
- 設定と権限: 動作モードや許可範囲の調整
重要なのは、利用可能なコマンドがバージョンや環境設定で変わる点です。まず /help でその場の有効コマンドを確認してから使い始めると、エラーで止まりにくくなります。
基本操作コマンド一覧(最初に覚える5つ)
| コマンド | 用途 | 使うタイミング |
|---|---|---|
/help | 利用可能コマンドの確認 | 新しい環境で最初に確認 |
/status | 現在のセッション状態の確認 | 途中で文脈を見直したいとき |
/clear | 会話履歴をリセット | タスクを切り替えるとき |
/compact | 文脈を圧縮してトークン消費を抑える | 会話が長くなったとき |
@path/to/file | 対象ファイルを明示して依頼精度を上げる | 修正箇所を一発で伝えたいとき |
@ でファイルを指定するだけで、説明コストが大きく下がります。たとえば「@src/service.py の例外処理だけ見て」のように切り出すと、不要な往復を減らせます。
開発ワークフロー系コマンド(レビュー〜反映)
| コマンド | 用途 | 実務での使い方 |
|---|---|---|
/review | 変更内容のレビュー観点を取得 | 実装後のセルフチェックに使う |
/commit | コミット作業を補助 | 変更単位を整理してから実行 |
/pr | PR作成フローを補助 | レビュー依頼文の下書き作成に有効 |
/pr-comment | PRコメント作成を補助(環境依存) | 指摘返信や補足説明の草案作成 |
/git-push | push操作を補助(環境依存) | 最終確認後の反映作業 |
実際の運用では、/review → /pr-comment → /git-push の順に進めると、品質とスピードのバランスを取りやすくなります。
コマンドの組み合わせテクニック
- 構成確認:
/find-skillで手順を確認 →@で対象ファイル指定 → 実装開始 - レビュー対応:
/review→/pr-commentで説明文を整備 - 反映前の最終導線:
/statusで状態確認 →/git-push
※ /find-skill /pr-comment /git-push は環境拡張や運用ルールにより利用可否が異なるため、使えない場合は同等機能で置き換えてください。

セッション管理コマンド(長時間作業で効く)
長いセッションでは、コンテキスト管理が品質を左右します。次の3つを習慣化すると、後半の出力劣化を抑えやすくなります。
| コマンド | 役割 | 使いどころ |
|---|---|---|
/compact | 要点を圧縮して文脈を軽くする | 会話が長くなったタイミング |
/clear | 履歴をリセットしてタスク切り替え | 別テーマへ移る直前 |
/resume | 以前の作業文脈を再開する | 中断した作業を再開するとき |
詳しい整理術は、Claude Codeのコンテキスト管理術の記事でも解説予定です。
設定・カスタマイズ系コマンド
| コマンド | 用途 | 注意点 |
|---|---|---|
/config | 設定値の確認・調整 | セッション/プロジェクト単位の差分を確認してから変更 |
/permissions | 実行権限や承認ルールの確認 | 権限不足エラー時は先にここを確認 |
/status | 現在の状態・前提の再確認 | 反映前の最終確認で使う |
環境依存コマンドの確認手順
/config や /permissions を触る前に、/help と /status で現在セッションの有効機能を確認すると、設定差分による失敗を減らせます。
この領域はコマンド名が環境で変わりやすいため、「固定の手順を覚える」より「確認順を固定する」ほうが安定します。
印刷用チートシートPDF
本記事の表(基本操作・ワークフロー・セッション管理・設定)をそのままPDF保存すると、手元の参照シートとして使えます。ブラウザ印刷で「保存先: PDF」「背景グラフィックON」「余白: 狭い」を選ぶと読みやすく出力できます。
コマンド運用の理解を深めるおすすめ書籍
コマンド暗記だけでなく、レビュー観点や開発習慣を強化したい人向けの候補です。価格・在庫・版情報は変動するため、購入前に最新情報をご確認ください。
PR まず1冊だけ試したい場合は、以下のリンクから詳細を確認できます。
- 『リーダブルコード』: 指摘が通る説明と読みやすい出力を作る基礎
- 『Clean Code』:
/reviewの指摘背景を理解しやすくなる - 『達人プログラマー』: コマンド運用を継続できる開発習慣づくりに有効
まとめ
Claude Code コマンド運用は「全部覚える」より「カテゴリで使い分ける」ほうが実務で再現しやすいです。まずは /help で有効コマンドを確認し、@ファイル指定 と /review 系の導線を固定しましょう。次に、最初にやるべきこと5選へ進むと、初学者でも運用が安定します。

コメント