WordPressの自前サーバであるLightsailのメモリを増強してUpdateのフリーズを回避

AWS

本BlogはAWSのLightsailで稼働中です。
最低メモリの512MBで動かして月$3.5の最低料金で、運用していました。
しかし時折管理画面がもたついたり、Pluginのアップデートでサーバーがフリーズしたりしました。

そこで、GoogleAdSenseで月500円ほどの利益がでるようになってきたこの瞬間に、アップグレードしようと考え実施しました。

スペックはメモリを1GBのスペックにします。1つ上のプランになります。

アップグレードの手順をここに記載したいと思います。懸念はグローバルIPアドレスが変わることでしたが、変わることなくアップグレードすることができました。

対象読者

AWS Lightsailにて最低プランでWordPress動かしてる方

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スナップショット作成

現在起動しているサーバーのスナップショットを作成しておきます。
これは起動しているサーバーから取得できます。停止する必要はありません。

スナップショットから新規インスタンスの作成

スナップショットデータからアップグレード用のサーバーを構築します。

新規インスタンス作成手順
  1. スナップショット画面から新規インスタンスの作成を選択します。
  2. 新規インスタンスプランの選択で、$5を選択します。
  1. 任意のリソース名を入力して、インスタンスの作成を選択します。

これで新規サーバーが構築できました。

グローバルIPアドレスの付け替え

新規作成したインスタンスには動的なグローバルIPアドレスで起動しています。
今まで使っていたIPアドレスを付け替えてサーバの入れ替えを行います。

グローバルIPアドレス付け替え手順
  1. ネットワーキングメニューから、静的IPアドレスを選択します。
  2. デタッチを選択します。
  1. インスタンスのアタッチから新サーバーを選択します。

これで新サーバーへの切り替えが完了しました。

ディストリビューションの変更

ディストリビューション(Cloudfront)のキャッシュ設定の向き先を変更します。

ディストリビューションの変更手順
  1. ネットワーキングメニューから、Distributionを選択します。
  2. オリジンの変更を選択します。
  1. 新サーバーを選択して保存を選択します。

これでキャッシュの向き先も変更することができました。

旧サーバーの停止

起動するだけでAWSは課金されますので、忘れずに旧サーバーを停止します。
また不要であれば、削除しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
スナップショットから新サーバーを作成し、簡単に切り替えをすることができました。
アクセス数などに応じて、サーバーのスペックやアップグレードも気軽に検討できますね。
ディストリビューションはうまく動いてなかったようなので、またこちらも確認していきたいと思います。

とつ

某SIer企業勤務。サーバーインフラ系でキャリアを伸ばしつつ、2020年からAWS運用にシフト。
老け顔から、「とっつあん」とあだ名で呼ばれ、それが「とつ」といつしか略されるようになったのがハンドルネームの由来。
「リベラルアーツ大学」をきっかけに、稼ぐ力を養いたいとBlogサイト運営を開始。Blogの成長とともにAWSのスキルアップももくろむ。
家族は妻と4歳長男と0歳次男。
次男の産後クライシスを乗り越えるための妻への対策と予防を模索する。

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