楽天モバイルで、eSIMを新規申し込みし、回線品質や使い勝手の検証をしてみました。その結果と今後の運用方法について記載をしたいと思います。
結論としては、eSIMが可能な機種は使わない手はないと考えます。
さて、eSIMとはなんでしょうか?
eSIMとは?
楽天モバイルでは、SIMのみを契約することも可能です。契約できるSIM種類は2種類が存在します。
- nanoSIM
- eSIM
nanoSIMは一般的なSIMではありますが、eSIMとは聞き慣れないものですね。楽天モバイルの公式サイトに記載がありました。
eSIM(イーシム)は、スマートフォンに内蔵された本体一体型のSIMです。これからは、設定が書き込まれたSIMカードが届くのを待ったり、扱いにくい小さなカードを差し替えたりする必要はありません。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/sim/esim/
SIM抜き差しせずに、携帯キャリアを変更できるメリットが有るようです。日本ではまだまだ普及に至ってないようでしたが、Docomoの「ahamo」、auの「provo」、Softbankの「LINEMO」では、eSIMに対応するとのことで、一般的になりそうですね。
eSIM対応機種は?
こちらも、楽天モバイルのサイトに記載がありました。最新のAndroid端末やiPhoneで有効なようです。iPhoneのみ引用すると以下の機種が対応しているようです。
iPhone 12 mini ※1
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/sim/esim/#product-esim
iPhone 12 Pro Max ※1
iPhone 12 ※1
iPhone 12 Pro ※1
iPhone SE(第2世代)※2
iPhone 11 ※2
iPhone 11 Pro ※2
iPhone 11 Pro MAX ※2
iPhone XS ※3
iPhone XS Max ※3
iPhone XR ※3
※1iOS14.1以降
※2iOS13.0以降
※3iOS12.1以降
eSIMを設定する
妻のiPhone11がeSIMに対応しているので、楽天モバイルの新規利用を申し込んでみました。
楽天モバイルは、1年無料キャンペーン(2021年4月7日で終了)と解約金0円であるので、問題があっても1年は無料で使い続けられると考えたからです。
eSIMを申し込んでから、2日後にはQRコードが送られてきました。(自分の申込み方が悪かったのかもしれませんが、オンラインで即時発行もできるそうです)
開通までの手順は以下の通りです。注意点としては。eSIMを入れる端末の他にQRコードを読み込んで、WebアクセスできるスマホやPCが必要となります。
- QRコードを読み込む
- 楽天ID・パスワードを求められるので入力する
- 申込番号画面に遷移して
開通手続きをする
をタップする - eSIM用のQRコードが表示されるので、iPhoneの
設定→モバイル通信→モバイル通信プランを追加
でQRコードを読み込みモバイル通信プランを追加
をタップする - 楽天モバイルを副回線にする
以上で次のような画面の状態になります。主回線にはDocomoを、副回線には楽天モバイルを設定しました。

詳細は、楽天モバイルのスタートアップガイドをご参照ください。
副回線での使い勝手
主回線であるDocomoの通話ももちろん問題ないですし、副回線の楽天モバイルを使うことによって、Docomoのデータ通信量を使わなくすることができました。(これによって、ギガホプランからギガライトプランにすぐに契約変更しました^^;)
楽天モバイルの電波の悪いところでは、データ通信も主回線に変更することも可能です。
また、無料通話アプリである、「Rakuten Link」アプリで通話を試したところ、副回線の楽天モバイル側での番号で着信されたので、こちらの動作も問題なく使えることがわかりました。
通信速度は早いです。モバイルルータの倍の速度が出ています。iPhoneのスペックなのかモバイルルータが低スペックなのかは定かではありませんが・・・。

今後は、主回線のDocomoを楽天モバイルにMNPして、二刀流を試してみたいと思います。
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